AI外観検査導入マニュアル -がいかん DX-

“属人化から省人化”へ変わる
AI外観検査のすべてがわかる

これまで目視で行われることが多かった外観検査。省人化・省力化を実現するため、AI外観検査装置の導入が増えています。

そのほか作業効率化やヒューマンエラー防止につながるなどのメリットがある一方、AIの特徴を理解しないまま導入すると「思っていたより使いづらい」という結果になりかねません

ここでは、初めてAI外観検査を導入する企業に向け、外観検査装置のメリットから失敗しない選び方まで詳しく紹介しています。

       

【初めての導入におすすめ】
AI外観検査開発会社の選び方と
おすすめの企業を見る

【目的別】
初めての導入におすすめの
AI外観検査3選

AI外観検査を開発する企業の中から、初めての導入におすすめのAI外観検査開発会社として、「学習の命運を握る撮像サポート・ハードウェアの提供・導入後の運用サポート」を提供している企業をピックアップ。

AI外観検査は、製品や開発会社が開発するシステムによって、AIの学習方法が異なります。誤検出、過検出したNG判定を再検証し、正しい判定基準をAIに再学習させることで、検査精度を上げていくのが基本的な仕組みです。

ここでは、システムごとに得意な検査領域を持つおすすめのAI外観検査をご紹介します。

ベテラン職人による
精密な目視検査をAIに任せたい
AISIA-AD
システムインテグレータ

システムインテグレータのAI外観検査の情報 画像引用元:製品ナビ
https://www.incom.co.jp/products/detail.php?company_id=7516&product_id=89960

検査物の特性に合わせる
完全オーダーメイド型

判定根拠の可視化により、AIの無軌道な判定を抑制。AIの誤検出、過検出を抑える。検査対象に合った撮像環境をカスタマイズできるため習得難易度の高い検査員の代替が可能。

工数削減に成功した導入事例

  • 精密機器最終検品異常品検知
  • 輸送用機械 生産加工工程抜け検知
  • 医療、化学薬品シリコン傷・バリ検知

AISIA-ADの機能を
公式HPで確認する

検査数量が減っており
単純な検査はAIに任せたい
マクニカ AI外観検査
マクニカ

マクニカのAI外観検査の情報 画像引用元:マクニカ公式HP
https://www.macnica.co.jp/business/ai_iot/solutions/140344/

定量化しやすい検査を
効率的に自動化

設計が複雑で工数がかかる外観検査の特徴抽出の処理をAIで自動化。必要な機能に絞った学習ツールをセミカスタムするパッケージ商品であるため早い導入が可能。

工数削減に成功した導入事例

  • 掘り込み文字検査
  • はんだ検査
  • 模様が一様ではない素材系ワークの検査

マクニカ AI外観検査の機能を
公式HPで確認する

複数の工程の検査をひとつの
コントローラに集約したい
FHシリーズ
オムロン

オムロンのAI外観検査の情報 画像引用元:オムロン公式HP
https://www.fa.omron.co.jp/products/family/3210/

複数の対象を同時検査と
制御ができるマルチ対応型

1台の画像センサのコントローラで、最大4個所の異なる箇所を任意のタイミングで検査可能。工程毎に設置していたコントローラを集約でき、導入コストと設置スペースが削減可能。

工数削減に成功した導入事例

  • バッテリ外観検査
  • キャップ外観検査
  • ペットボトル底面の穴検査

FHシリーズの機能を
公式HPで確認する

曖昧な差異や傷も綿密に自動化したいなら

ベテラン職人による
精密な目視検査をAIに任せたいなら

検査物の特性に合わせる
完全オーダーメイド型

判定根拠の可視化により、AIの無軌道な判定を抑制。AIの誤検出、過検出を抑える。検査対象に合った撮像環境をカスタマイズできるため習得難易度の高い検査員の代替が可能

おすすめの企業
「システムインテグレータ」の
特徴を見る

単純な検査からまずは自動化したいなら

検査数量が増えており
単純な検査はAIに任せたいなら

定量化しやすい検査を
自動化させるパッケージ型

設計が複雑で工数がかかる外観検査の特徴抽出の処理をAIで自動化。必要な機能に絞った学習ツールをセミカスタムするパッケージ商品であるため早い導入が可能。

おすすめの企業
「マクニカ」の特徴を見る

目視検査のサポートとして一部自動化したいなら

複数の工程の検査をひとつの
コントローラに集約したいなら

複数の対象を同時検査と
制御ができるマルチ対応型

1台の画像センサのコントローラで、最大4個所の異なる箇所を任意のタイミングで検査可能。工程毎に設置していたコントローラを集約でき、導入コストと設置スペースが削減可能

おすすめの企業「オムロン」を見る

2023/4/23時点、Google検索にて「AI外観検査」と検索し、表示された企業のうち、初めての企業でも安心できるサポートを提供できる企業として以下3つの条件に当てはまる企業をピックアップ。
・撮像のサポートがあるか
・サーバ・カメラ・照明等のハードウェアの提供があるか
・導入後の運用サポートがあるか
ピックアップされた企業を「AI機能付き検査カメラ」「パッケージ型」「オーダーメイド」のシステムを提供する会社に分類し、それぞれから企業を厳選しています。
「パッケージ型」のみ条件に当てはまる企業が複数社あるため、その中でも「パッケージ型」の特徴である効率的なAI構築に特化している企業として、「撮像」「判定」「運用」の3つのノウハウを統合したワンストップソリューションを提供する「マクニカ」をピックアップしています。

AIができることは
「人の目で判断可能なことを素早く判断すること」

「AIならなんでも判定できる」と思われがちですが、AIにも得意なこと・不得意なことがあります。

得意・不得意を見極めて導入すれば、自社にとってAI外観検査装置は手放せないパートナーになるでしょう。

AI外観検査のメリット

  • 目視では判定に時間がかかる検査も、短時間で判定できる
  • 処理量にブレが発生しないため、生産性の一定化が図れる
  • 人の目で判断できる項目に対し、ヒューマンエラーを防止できる

具体的には以下のような検査が可能になります。

人の目で見逃しがちな小さな傷も
正確に検知

OK/NGの線引きが難しい

あらかじめ学習した基準に従って良品・不良品を判定します。そのため、目視でつい見逃してしまう細かい差異や傷も見逃さず、高速かつ高精度な検査が行えます。

複雑形状の部品でも
スムーズに検査可能

形状が複雑

学習した特徴をもとにAIが判断を行うため、表面状態が複雑な金属や繊維、形状変化がある食品なども問題なく検査が可能です。

良品/不良品の判定が一定化

NGが想定できない・ばらつく

AIを導入することで判断が定量化されます。これまで、良品/不良品の判定が曖昧だった製品も判断が一定化されるため、品質の安定につながります。

大量の処理が可能

大量の処理が可能

外観検査を自動化することにより、大量の製品を負担なく検査することが可能です。

AI外観検査のデメリット

AIが苦手なこと
  • 人の目でも判断が難しいエラーの検出
  • 学習させた判断以外の検出

「AIなら100%完璧に不良品を検出してくれる」と考えがちですが、残念ながらAIの能力には限りがあります。

判定精度を高めるためには、学習を繰り返していかなくてはならない上、人間の対応が必要な部分もあります。

メリット・デメリットと両方あるけれど...

AI外観検査を導入した企業は
これだけメリットを感じています

AI外観検査を導入することで、検査精度の向上はもちろん、検査の効率化による工数削減や人的コストの削減、検査員の負担軽減、生産性アップなど、従来の目視検査で抱えているさまざまな課題を解決することができます。

AI外観検査の導入フローと
必要な対応

AI外観検査は導入後すぐに使用できるわけではありません。製造ラインへの組み込み可否や画像データの学習など、検証を繰り返してから導入する必要があります。

AI外観検査の導入フローと必要な対応

用語解説

撮像

AIモデルの構築に使う部品を撮影。対象物の形状や素材、検出したい異常の種類などに合わせた適切な照明、カメラ機材で撮影し、データを転送する必要があります。

明度・画質が不適切な場合、AIに誤った学習をさせる可能性があるので注意が必要です。

運用検証

AIを用いて適切に外観検査ができるかどうかを検証します。検証方法はさまざまですが、実際の検査現場に機材やAIモデルを設置して検証する場合も。検証と修正を繰り返し、実用化できるモデルを完成させます。

検査装置・照明

AI外観検査装置は、ハードウェア(画像検査機・設備機器)は販売メーカーや代理店から購入、ソフトウェア(AI構築)はベンダーやSIerなどに依頼する必要があります。

ベンダーやSIerの中には、ハードウェアの購入もサポートしてくれる企業があるため、初めての導入であればサポート体制が整っている企業がおすすめです。

運用サポート

いざ稼働してみると、AIの判断基準が異なることがあります。また、画像判定の精度を保つためには、定期的なメンテナンスも不可欠。稼働後もサポートしてくれる企業に依頼すれば、現場の課題を解決することができます。

初めての導入なら
撮像・検査装置/照明等の購入・運用まで
全てサポートしてくれる会社がおすすめ

長期にわたって安定した検査精度を実現するためには、AI学習の命運を握る撮像や、導入後の運用、メンテナンスをしっかりサポートしてくれる会社に依頼することが大切。 サポート体制が整っている企業なら、初めてAI外観検査を導入する企業も使いやすいでしょう。

おすすめのAI外観検査を詳しく見る

曖昧な差異や傷も綿密に
自動化したいなら

システムインテグレータ

システムインテグレータ公式HP

「AISIA-AD」

  • 完全オーダーメイドで、企業が求める品質担保を叶える
    AI外観検査装置を構築
  • AI構築だけでなく、
    ボトルネックの課題抽出から丁寧に対応

システムインテグレータの
AI外観検査の強み

オーダーメイドのAI構築で
検査課題を大幅改善

AIモデルを限定することなく、扱うワークの特性や要件にわせたAI外観検査システムを構築することで、より高精度な異常検知を実現しています。

データ取得のために欠かせないカメラや照明、各種センサーといった機器の組み合わせの提案も行い、効率的に外観検査を行えるようサポートしてくれます。

AI構築だけでなく、
課題抽出から丁寧に対応

ただ単にAI外観装置を導入するだけでは、ほとんどの場合うまくいきません。効果を得るためには、自社の課題を抽出した上で、外観検査の業務改善における達成目標を定め、自動化の実現性や検査精度の向上など適正を見極めることが大切です。

システムインテグレータでは、丁寧なヒアリングの上、課題解決に直結する提案を実施。柔軟な提案力とオーダーメイドのAI構築により、企業の課題解決に尽力しています。

公式HPでAISIA-ADの機能をもっと見る

無料でAIによる異常検知を試してみる

システムインテグレータの
AI外観検査の情報

システムインテグレータのAI外観検査の情報
画像引用元:製品ナビ
(https://www.incom.co.jp/products/detail.php?company_id=7516&product_id=89960)
属人化していた検査項目まで定量化し、自動化できる

Microsoft社が開発したAzure Machine Learningを活用したAI外観検査装置です。熟練検査員の経験と技を学習させてAIモデルを作成することで、キズや凹み、異物混入などをAIで自動検知することが可能です。

導入費用 ・簡易検証費用:40万円(税不明)(検証対象:1製品で異常種類3パターンの場合)
・初期費用:約2000万円(税不明)
・運用費:お客様の運用によって変動
導入期間 簡易検証:2週間
PoC:2~3ヶ月
開発:4~6ヶ月
必要な画像枚数 100~500枚

システムインテグレータの
AI外観検査導入事例

大幅な作業効率化に成功

検査員による全件目視検査では、作業工数、作業品質のばらつきなど課題が多くありましたが、AISIA-ADの導入により大幅な作業効率化に成功。人による目視検査を10万個/日から5000個/日に、検査員も20名だったところ、19人分の作業工数削減に成功しました。

  • 業種:工業用ゴム製品メーカー
※参照元:システムインテグレータ(https://products.sint.co.jp/aisia-ad

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無料でAIによる異常検知を試してみる

システムインテグレータの
基本情報

会社名 株式会社システムインテグレータ
所在地 埼玉県さいたま市中央区新都心11-2
ランド・アクシス・タワー(明治安田生命さいたま新都心ビル)32階
電話番号 048-600-3880
受付時間 / 定休日 9:20~18:00(昼休 12:20~13:20)
公式HP URL https://corporate.sint.co.jp
単純な検査からまずは
自動化したいなら

マクニカ

マクニカ公式HP

「マクニカ AI外観検査」

  • 「撮像」「判定」「運用」の課題に特化した効率的なシステム開発
  • DX化に関するセミナー動画を配信。外観検査を課題から解決するためのノウハウを発信

マクニカのAI外観検査の強み

「撮像」「判定」「運用」の課題に特化した効率的なシステム開発

安心してAI外観検査を導入できるよう、専門性が求められる「撮像」「判定」「運用」について、マクニカのノウハウを統合したサービスを提供。

コンサルティングや撮像検証、運用フェーズ要件定義、AIモデル開発などのサービス提供を通して、全体計画の策定から運用支援までワンストップでサポートしています。

外観検査を課題から解決するためのノウハウを積極的に発信

「AI外観検査マニュアルBOOK」の提供や、外観検査自動化の進め方が分かるセミナー動画や、DX化に関するセミナー動画など、積極的に情報を発信

セミナー動画では、「外観検査最適化のステップ」「外観検査×AIの最前線」など興味深いテーマで、外観検査の自動化について詳しく学ぶことができます。

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マクニカ公式HPからAI外観検査について問い合わせる

マクニカのAI外観検査の情報

マクニカのAI外観検査の情報
画像引用元:マクニカ公式HP
https://www.macnica.co.jp/business/ai_iot/solutions/140344/
定量化しやすい検査を効率的に自動化

半導体やネットワーク関連機器の専門商社として実績豊富なマクニカのノウハウをもとに、外観検査の自動化を実現してくれるソリューションサービスです。

「撮像」「判定」「運用」における課題解決を総合的な視点でサポートしてくれます。

導入費用 記載なし
導入期間 記載なし
必要な画像枚数 記載なし

マクニカのAI外観検査導入事例

公式サイトに事例の記載がありませんでした。

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マクニカ公式HPからAI外観検査について問い合わせる

マクニカの基本情報

会社名 株式会社マクニカ
所在地 神奈川県横浜市港北区新横浜1-6-3 マクニカ第1ビル
電話番号 045-470-9870
受付時間 / 定休日 記載なし
公式HP URL https://www.macnica.co.jp
目視検査のサポートとして一部
自動化したいなら

オムロン

オムロン公式HP

「FHシリーズ」

  • カメラメーカーのノウハウを基に、
    質の高い画像検査を活用
  • AIエンジニア不要。簡易検査でも質の高い検査精度を確保

オムロンの
AI外観検査の強み

カメラメーカーのノウハウを基に、
質の高い画像検査を実現

カメラメーカーとして長年培ってきた画像処理技術と知見を搭載することで、少量の画像枚数で、質の高い画像検査が行えます

人のような「感性」で傷を発見したり、熟練検査員のような「経験」で良品を判断したりする技術で、従来の検査では検出が難しかった欠陥も安定的に検出することが可能です。

AIエンジニア不要。簡易検査でも
質の高い検査精度を確保

高度な技術を持つエンジニアや、特別なAIハードウェアは必要ありません。AIを軽量化し、すでに検査市場での導入実績が多数あるFHシリーズハードウェアに処理項目として搭載することで、簡単に使いこなせるシステムを実現しています。

専門知識がなくても、製造現場で立ち上げや調整が行えます

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オムロンの
AI外観検査の情報

オムロンのAI外観検査の情報
画像引用元:オムロン公式HP
https://www.fa.omron.co.jp/products/family/3210/
カメラとAI機能のセット販売でスムーズな導入が可能

オムロンのAI外観検査は、オムロン社のカメラと自社開発のAIシステムをセットで販売。全て自社内で完結できるため、短期間での導入を実現することが可能です。

導入費用 記載なし
導入期間 記載なし
必要な画像枚数 記載なし

オムロンの
AI外観検査導入事例

検査時間が110秒から70秒に

これまで検査員が行っていた、部品の有無・マーキング印字・部品の取付状態などの外観検査を自動化したことで、検査品質の安定化・検査時間36%短縮を実現。

工場全体での活人化にも成功しました。

  • 業種:電気機器
※参照元:オムロン(https://www.fa.omron.co.jp/solution/case/our_003/
光沢がある缶の外観検査もお任せ

缶の外観検査について、抜き取りで目視の検査を行っているものの、全数をチェックできないという課題がありました。

画像処理システムFHシリーズなら、検査物に光沢があっても全数検査が可能。工程不良の削減にも貢献しています。

  • 業種:不明

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オムロンの基本情報

会社名 オムロン株式会社
所在地 京都府京都市下京区塩小路通堀川東入 オムロン京都センタービル
電話番号 075-344-7000
受付時間 / 定休日 記載なし
公式HP URL https://www.omron.com/jp/ja/

外観検査とは

製品の品質を評価する重要な工程

外観検査は、製品や材料の外部の外観や外観を評価するプロセスです。このタイプの検査は、品質管理の一環として使用され、不良部分や欠陥を特定し、製品の品質を確保するのに役立ちます。 外観検査には、AI外観検査と目視検査の2つの主要なアプローチがあります。以下にそれぞれの特徴と違いを説明します。

AI外観検査は導入後すぐに使用できるわけではありません。事前に数百枚~数千枚の画像をAIに学習させることで、自社の検査方針に合ったシステムを構築することができます。

目視検査とは

人間の目で判断する官能検査の一つ

目視検査は文字通り、人の目を使って製品に欠陥や不具合がないかを判断する工程になります。検査のための特殊な設備は必要ないため、光学スコープと人がいればすぐに実施することが可能です。

ただ、人材不足や教育など、熟練した技術をもって行う工程のため、昨今では自動化によって精度、工数を担保する動きが盛んに見られています。その方法が外観検査装置の導入やAI技術を駆使した置き換えです。

目視検査
についてもっと詳しく

AI外観検査とは

AI外観検査とは
画像データをAIで反映し、機器に動きを伝達する仕組み

AI外観検査とは、外観検査の判定をAIにより自動化できるシステム。さらにシステムをカスタマイズすることにより、判定後の部品振り分けまでまでを自動化することが可能です。

AI外観検査は導入後すぐに使用できるわけではありません。事前に数百枚~数千枚の画像をAIに学習させることで、自社の検査方針に合ったシステムを構築することができます。

AI外観検査
についてもっと詳しく

【特集】
AI外観検査のデメリット・正しく活用する方法とは

AI外観検査
画像引用元:システムインテグレータ公式HP
https://products.sint.co.jp/aisia-ad
デメリットをうまく活用して課題解決につなげる

AIは残念ながら万能ではありません。しかし、AIの特性をしっかり理解し活用することで、属人化していた検査が驚くほど効率的になります。

「がいかんDX」編集チームは、本サイトで紹介した「初めての導入でも使いやすいAI外観検査システム開発会社」の中から、オーダーメイドでシステムを構築している「システムインテグレータ」に着目。

AIを通してどのように課題解決に繋げているのかを詳しく調査しました。

AI外観検査のデメリットと
上手な活用方法を
詳しく見る

通常の外観検査装置とAI外観検査装置の違い

AI外観検査との類似製品に、AI判定を伴わない自動外観検査装置(ルールベース)があります。 AI外観検査と違い、導入までの期間が短く、比較的簡単な検査のみを自動化できるルールベース式。

具体的にどのような違いがあるのかをまとめました。

▼横にスクロールできます。
外観検査装置(ルールベース) AI外観検査
概要

人の手であらかじめ設定した判定ルールを基準に良品・不良品などを判定するシステム。判断基準がシンプルなため、処理が早い。

数百枚以上の画像データや判定結果など、AIが学習した結果をもとに自動判定を行ってくれる仕組み。複数のルールを組み合わせて、形状変化が複雑な部品も検査可能。

向いている
企業

検知させたい欠陥や検査項目が一定、あるいは局所的な異常を検知したい企業。

判定ルールが曖昧、あるいは表面状態が複雑な部品を扱う企業

柔軟性 △
決められたルールに基づいた運⽤
◯
検査を重ねるごとに学習(ディープラーニング)が可能。
必要なデータ量 数枚~数十枚 100~1000枚
導入コスト 数百万円~ 数百万~数千万円

自動外観検査システムで可能な検査内容

欠け・バリ検査

樹脂やゴムの成形時に、欠けやバリが発生していないかをチェックします。欠けやバリがあると、他の製品や使用するユーザーを傷つけたり、製品の完成度が低くなったりするため、品質管理の観点からも非常に重要な検査です。

キズ・クラック検査

金属製品やガラス部品の製造工程で発生しやすい、キズやクラックの有無を検査します。特に部品にキズやクラックがあると、時間が経過した後で致命的障害に発展しかねないため、製品の安全性を確保するために欠かせません。

表面状態検査(汚れ・凹み)

金属製品やラベルなど、製造工程でできる汚れや凹みを検査します。汚れ、凹み、打痕といったわずかな変化はカメラで捉えづらく、これまで目視で行われていましたが、AI外観検査装置なら高精度に検査を行うことが可能です。

異物付着・混入検査

食品パッケージや布に付着した異物、汚れ、樹脂・ゴム成型時に発生する異物付着などについて検査します。AI外観検査装置なら、小さな異物も正確に検出することが可能。隠れている微細な異物も漏れなく検出することができます。

形状検査

部品や製品が決められた仕様通りに作られているかをチェックします。仕様通りでない場合は品質が保証されず廃棄されることもあるため、非常に重要です。ここでは、金属業界や食品業界などの外観検査事例をご紹介します。

変色検査

色検査とも言い、色むら・色抜け・印刷抜けがないか、塗装の色が仕様通りになっているか、製品が熱で変色していないかなどをチェックします。樹脂・成形・シート業界や食品業界などで特に多く行われています。

異種混入検査

生産ラインを流れる部品の中に別の部品が混入していないか、食品や薬品などに虫やゴミなどが混入していないか、などを確認します。異種混入が発覚すると、企業の信頼性を損ないかねないため、非常に重視されています。

そのほかの自動外観検査

色ムラ検査や輝度変化検査などがあります。特に近年は、わずかな色ムラも正確に判別できるようになりました。ここでは、自動車業界や印刷業界、樹脂・成形・シート業界で行われている事例をご紹介します。

AI外観検査装置を扱うメーカー・店舗一覧

デジタルマニュファクチャリングにおける良品/不良品識別や、自動車製造ラインの塗装の自動判別などで活用されています。多種多様な欠陥の有無や位置・種別を判別できるAI外観検査装置を開発していることが特徴です。

ランダムな模様やラメ・光沢にも対応可能な化粧品向けや、X線に対応し、原料に紛れた小さなワークも検出できる食品向けなど、各業界の製品特性に合わせたAI外観検査システムを提供しています。

多品種・少量生産の製造現場でも柔軟に運用できるAI外観検査システム「Observe AI(オブザーブ・アイ)」を提供。製品の外観検査と寸法計測を瞬時に行い、良品・不良品を高精度に判定します。

大阪市を拠点に、液晶パネル製造工場向けの画像検査装置などを提供している企業です。高解像度ラインカメラを用いた外観検査装置や、使い捨て不織布マスク用の外観検査装置などを販売しています。

AI+アルゴリズムのハイブリッド検査が可能な「RisingStar-AI Premium」を提供。見逃し0%設定機能や最適パラメータの自動選定機能などを搭載し、検査精度アップや信頼性アップを実現しています。

検査アルゴリズム、メカ、システム、検査エンジン、光学系などを全て自社で開発。お客様のニーズに合わせた検査装置で、検査装置のパフォーマンス向上や省人化、コスト削減に貢献しています。

独自の画像処理AIアルゴリズムを組み込んだ3次元追従外観検査システム「KITOV」は、さまざまな形状や材質の製品に対応し、検査装置の導入のノウハウや専門知識がなくても簡単に操作が可能です。

異物・欠陥検査や多目的3次元寸法計測検査などができる画像検査評価サービス「AI GAKEN LABO」を提供。装置製作だけでなく、要望に応じた検査環境の提供までトータルに対応しています。

大阪市を拠点に、テスト・計測・制御システムの開発から設計、製作までを一貫して手がけている企業です。外観検査装置も数多く扱っており、企業のモノづくりを強力にサポートしています。

正しく有用な情報を取得するシステムをプロデュースしている企業です。異物や傷、バリ、穴、ほつれなど、製造工程における目視検査工程を自動化するAI外観検査システムを提供しています。

ディープラーニング技術を用いた外観検査AIシステム「ZENAI(ゼナイ)」を提供。高度な画像分類によって、これまで不可能だった微細な不良や傷・異物を検知し、0.1秒の高速判定を行います。

外観検査システムのトータルメーカーとして、製造現場のニーズに対応した検査・計測装置を提供。中でも、各種フラットパネルの製造工程で役立つ検査・測定装置の開発・製造に力を入れています。

京都市に拠点を置く、日本の大手電気機器メーカーです。目視による外観検査の自動化や自動化困難な検査工程に対応する画像処理システムで、検査品質の安定化と検査時間短縮に貢献しています。

FA(ファクトリーオートメーション)で培った特殊画像処理技術をもとに、外観検査に役立つアイテムを多数ラインナップ。画像処理のプロフェッショナルがAI導入をサポートしています。

ディープラーニングベースの画像解析ソフトウェア「VisionPro Deep Learning」やAIソフトウェアを搭載した、先進的なAI外観検査システムを提供。今までにない効果的な検査が行えます。

高精度の画像検査(画像解析・画像認識)システム「WiseImaging」で、汚れ・異物検査、キズ検査、欠陥分類、有無確認、方向・表裏・形状判断などさまざまな種類の外観検査を行うことが可能です。

京都市上京区を拠点に発展し続けている先端的製造装置メーカーです。簡単・高速セットアップで安定的に欠陥を検出できる「最終外観検査装置 FP-9200」を提供しています。

AI、IoT、ICTなどデジタルソリューションズ事業を担う、東芝のグループ企業です。導入前からアフターサービスまでワンストップ対応している、充実のサポート体制が魅力です。

外観検査技術を独自に開発し、自社製品の品質保証に装置を活用。その技術を応用し、電子部品や自動車関連、金属加工品製造業などの要望に応えたカスタム仕様の検査装置を提供しています。

先進のAI画像認識技術を利用した外観検査システム「AISIA-AD(アイシア・エーディ)」を提供。連携する機器もトータルに提案することで、外観検査の業務効率化をサポートしています。

「撮像」「判定」「運用」のノウハウを統合したAI外観検査ソリューションで、検査工程作業のデジタル化・自動化や、NG検出の精度向上、人件費削減などに貢献しています。

AIによる画像認識技術で、従来の検査では識別困難だった検査・判定の品質向上を実現してくれるAI外観検査ソリューション「WisSight」を提供。素早く・手軽に導入できる手厚いサポートも魅力です。

「時間、コスト、工数がかかる」「運営や改良に費用がかかる」といった、AI外観検査装置の導入課題を解決するソリューションを提供しています。トヨタやニコンなど大企業への導入実績が豊富です。

画像認識 AI「Deeptector」は、さまざまな業種・業態において、画像認識 AIによる判定・判別作業⼯程の⾃動化・省⼈化を実現。インフラ劣化診断、製造業などで高く評価されています。

毛髪・プラスチック片・異物の混入や欠け、割れ、剥がれ、形状不良などを高精度に検出できるAIソフトです。ソフトウェアだけでなく、ハードウェアも含めた提案も行っています。

「多機能」ではなく「シンプルで高性能」を目指して設計された、誰でも簡単に使える外観検査ソフト「Roxy AI」を提供。不良や異物混入、残留物の検出などを高精度に行えます。

AI外観検査システム「gLupe」は、製造現場における外観検査に特化したソフトウェアです。操作が簡単な上、数十枚の正常データのみで学習が可能。学習時間も数秒で完了します。

AI画像判定サービス MMEyeは、使えば使うほど賢くなるAI「Paradigm」搭載で、異常検知や物体検知、分類などが行えるサービスです。製造現場の検査品質向上や人手不足解消などに貢献しています。

「導入費用を押さえたい」「簡易的に自動検査を始めたい」「ソフトウェア、光学機器、ハードウェアを一体で提供して欲しい」などの要望に応えるAI外観検査装置「GE-01」を提供しています。

人の感覚に近い検査で、従来の方法では難しかった異常検知も、高いレベルで行えるAI外観検査ソフトウェア「Phoenix Eye」を提供。専門技術者や知識がなくても扱える点が特徴です。

JUKIオートメーションシステムズが提供しているAI外観検査より、「SE1000」を紹介します。初心者から上級者までに対応したプログラム作成モードを使えるほか、自動保存した検査データから製造工程へのフィードバックや、予知保全も可能です。

フツパーが提供しているAI外観検査より、「メキキバイト」を紹介します。エッジAI方式の採用によって製造業に対応可能な検査の高速処理や専用アプリで運用コストを最小限抑えるこができる初心者も導入しやすいAIサービスです。

リョーワが提供しているAI外観検査システム「CLAVI」は中小企業でも導入しやすいように導入費用や月額費用を抑えている点が特徴です。また、AIに関する知識がなくても利用できるよう簡単に使える点もポイントとなっています。

Musashi AI株式会社では、製造業に関する豊富な知見を活かしたソリューションを提供しています。検査機器はソフトウェア・ハードウェアの両面に強みを持っており、自社工場での実用稼働によりさらに品質を高め続けています。

ユアサ商事は長年の現場ノウハウとAIに関する豊富な技術力、そして複合専門商社として作り上げてきたネットワークを活かし、高度なAIソリューションを提供しています。AI導入に関する全てのステップをワンストップで支援し、効果の最大化を図ります。

2018年に設立され、世界最小・最速のAIスマートカメラを提供を目指しています。AI外観検査用カメラはもとより、より幅広い外観検査に対応するためのAIプラットフォームやディープラーニングネットワークなども包括的に手掛けています。

両備システムは、独自で開発したAI画像解析技術を用いたAI外観検査システム「RS-OLZONE」を提供しています。熟練者の目視検査を再現して外観検査における工程の自動化を可能にするとともに、検査の品質を均一化します。

ブレインズテクノロジーは、AI外観検査システム「Impulse」を提供しています。最新のアルゴリズムと特許を取得した機能「AutoML」が、微細な異常を正確に検知し、検査品質の向上を実現します。目視検査との併用も可能です。

Kaggle®で実績を積んだAIエンジニアが開発する外観検査AIを提供しています。対象に合わせてオーダーメイドでの開発も行なっています。多品種少量生産の少ない判別でも大量生産での高速判別でも対応可能です。開発内製化のためのツールも提供しています。

アダコテックが提供しているAI外観検査システムAdaInspector®Cloudは、クラウドでスムーズに導入できます。ブラウザを用いて学習モデルを簡単に作成できる点が特徴です。性能検証機能が搭載されており、モデルの性能を確認した上で必要に応じて簡単に歳学習も行えます。

フルオーダーで設計から行うAI外観検査機器を提供しています。自社の製品に導入企業が合わせる必要がないため、「導入したけれどうまく運用できなかった」という失敗がない点は大きな魅力です。豊富な実績からさまざまな要望を満たすAI外観検査機器を製造します。

AI外観検査とは

AI外観検査の導入前に知りたい情報をまとめています。ぜひ導入前の参考にしてください。

外観検査の精度を上げる方法は?

自動外観検査の精度を上げる方法はさまざまです。ここでは、「データの水増し」をはじめ、「転移学習」「データの圧縮」など、自動外観検査の精度を上げる手段を紹介します。

限度見本とは?自動外観検査に必要な理由と作り方

「限度見本」とは、良品・不良品を判定するために必要な見本のことです。限度見本を使えば、検品作業の属人化を防ぐことができます。ここでは、限度見本の作成や管理について解説します。

【導入事例】鋳物・溶接品製造における外観検査システム導入のメリット

鋳物・溶接品製造に外観検査システムを導入するメリットは、「外観検査の品質が安定しやすい」「検査データを残せる」などさまざまです。ここでは、事例と共に、自動化のメリットをご紹介します。

外観検査の照度の問題とは?作業の明るさと作業員の負担について

外観検査では、正確に目視検査できる環境を整えることが大切です。ここでは、目視による外観検査に必要な照度、注意点と対策について詳しく説明します。ぜひチェックしてみてください。

【導入事例】食品・医薬品製造における外観検査システム導入のメリット

外観検査装置は、高い安全性が求められる食品・医薬品業界においても導入され、業務の効率化や生産性向上、品質向上に貢献しています。ここでは、実際の導入事例を6つご紹介します。

外観検査の外注委託のメリットは?システム導入とどちらが良い?

外観検査を効率化させる方法としては、外注するのも一つの手段です。ここでは、外観検査を外注するメリット・デメリットや注意点などをご紹介。外観検査システムとの比較にもお役立てください。

外観検査ができるアプリとは?特徴と注意点について

外観検査を自動化する方法としては、アプリケーションを利用する方法もあります。ここでは、外観検査アプリの機能やメリット、注意点について解説します。ぜひ参考にしてください。

外観検査装置の導入費用に補助金は使える?

外観検査装置の導入には 「ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金」と「戦略的基盤技術高度化支援事業」の補助金を利用することができます。ここでは、制度の特徴や申請のポイントを解説します。

外観検査の自動化とその課題

外観検査の自動化は、どの現場でも簡単にできるわけではないので注意が必要です。ここでは、実際場面を想定した時にどのような課題・難しさがあるのか、具体的な理由を挙げながら解説します。

外観検査で起こる見逃し

製造現場の外観検査で起きる「見逃し」は、製品や企業の信頼性低下を招きかねない重大な問題です。ここでは、外観検査の「見逃し」はなぜ起こるのか?その原因についてまとめました。

外観検査の基準書とは

外観検査を行う際には、まず事前に「基準書」が必要です。基準書を作っておくことで、検査の精度や品質のばらつきを抑えることできるからです。ここでは基準書作成のポイントについて解説します。

自動外観検査装置(システム)の選び方

自動外観検査装置(システム)を選ぶ際には、金属部品の検査の高品質化、生産性向上など、導入目的を明確化してから導入する装置を選びましょう。初めての導入なら、サポート面の充実した会社がおすすめです。

必要な装置・周辺機器

自動外観検査システムには、照明、レンズ、CCDカメラ、画像処理装置なども必要です。より適切なシステムを構築したいなら、テスト用機器の貸し出しやサポートをしてくれるメーカーに相談してみましょう。

価格感

外観検査システムは、使用目的に併せてさまざまなメーカーの製品を組合せて構成するため、一概に価格表示ができません。ここでは、松電舎の価格を元に、外観検査システムの価格相場を解説します。

導入の流れ

外観検査装置の導入に際しては、目的、必要な情報、手段、予算、スケジュールを整理、決定しなくてはなりません。ここでは、外観検査装置の導入の流れについて、分かりやすくご紹介します。

AI外観検査導入前に気になることFAQ

ここでは、「既存の搬送ラインへの導入は可能なの?」「操作する上で特別な知識が必要?」など、外観検査装置に関するよくあるFAQをピックアップします。ぜひチェックしてみてください。

画像検査装置の種類と選び方とは

画像検査機とは、製品や部品の品質に関する判断を行う、「人の脳」のような機能を果たす装置です。ここでは、業務効率化に貢献する、本当に必要な画像検査機の選び方についてまとめました。

目的別
初めての導入におすすめの
AI外観検査3選